アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)購入レビュー

低価格のLEDシーリングライトを比較検討し、アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)を購入しました。

(参考:低価格LEDシーリングライトの比較(1万円以内、調光・調色タイプ)

価格の割に高機能でコスパの良いシーリングライトです。最大の明るさにした場合にちらつく時があるものの、最大だと眩しすぎるので、明るさを下げてちょうど良く、利用には問題ありません。見た目・機能ともに満足しており、費用を抑えた上で妥当な製品なので満足しています。

以下は、アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)の特徴、設置方法、使い方、使用した感想と評価をまとめています。

アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)

アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)

購入したのは、後ろに ”AZ” という文字列が付く「CL6DL-5.0AZ」という型番で、Amazon限定のモデルです。通常モデル「CL6DL-5.0」を元に、さらに高機能にしたモデルです。私は6畳タイプを購入しました。

通常モデル(CL6DL-5.0)とAmazon限定モデル(CL6DL-5.0AZ)の違い

通常モデルとAmazon限定モデルはどのような違いがあるかをまとめました。

通常モデルAmazon限定モデル
サイズ直径45cm
厚さ9.3cm
直径50cm
厚さ9.3cm
明るさ3300lm3699lm
消費電力33W30.8W
調光ありあり
調色あり
(電球色・白色・昼光色)
あり
(電球色・白色・昼光色)
設定の記憶ありあり
点灯タイマー×あり
(時間単位)
消灯タイマーあり
(30分)
あり
(10分・30分)
るすばん機能×あり
保証5年保証5年保証
URLアイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0)アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)

通常モデルに比べて、Amazon限定モデルの方が若干大きく、明るさと消費電力も良くなっています。機能面としては「点灯タイマー」「るすばん機能」が付加されています。価格差の分だけ、かゆいとことに手が届く機能を付加したモデルだと感じました。

アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)を選んだ理由

通常モデルやほかのメーカーのシーリングライトと比較してなぜこのモデルを選んだかというと、機能スペックに対してのコスパが良かったためです。

ポイント①:設定を記憶できるのが楽

シーリングライトの明るさ・色を変えられる「調光・調色」機能が付いているのですが、毎回付けるたびに明るさと色を設定するのは地味に面倒くさいです。

このシーリングライトは、自分で調整した明るさ・色を記憶しておいてくれ、再度付けたときに同じ設定で点灯する機能が付いています。自分の中では必須の機能でした。

ポイント②:点灯タイマーがある

消灯タイマーは付いているシーリングライトも多いのですが、点灯タイマーは付いていない場合があります。

このシーリングライトは点灯タイマーが付いており、時間単位で指定ができます。起床時間に合わせたり、持ち帰り仕事の合間に一時間寝たいときに使えそうです。

ポイント③:徐々に明るく・暗くなる

ほかのシーリングライトと比べたときのタイマー機能の細かい違いとして、点灯・消灯ともに、徐々に明るく・暗くなるという特徴があります。急に明かりが付くと若干ストレスなので、点灯・消灯時に徐々に明るく・暗くなるのが嬉しいと思いました。

ポイント④:るすばん機能で防犯対策ができる

「るすばん機能」というものが付いており、防犯対策のため、不在時に自動で点灯・消灯する機能があります。しかも機械的ではなく、ランダムに微妙な時間変化を与え、リアルに在宅しているように装うことができます。「るすばん機能」は要件には入れてませんでしたが、知ってみると便利な機能だと思いました。

ポイント⑤:厚さ9.3cmの薄型で見た目がスマート

色々なシーリングライトを見ていると、シーリングライトのシルエットの下の丸い出っ張りが少し気になりました。このシーリングライトは厚さ9.3cmの薄型で出っ張りがなく、スマートで良いなと思いました。

ほかと比べて劣る点

通常モデルと比べた際は、価格差以外に劣る部分はありませんでしたが、ほかのメーカーと比べた際、26.6Wや30Wというものがあり、消費電力がやや高く電気料金が気になりました。

ただ、30.8Wの消費電力もさほど高くない数値らしく、実際どのくらいの電気料金になるのか実感がわかないのでまとめてみました。

「1日6時間を365日使用し、電気料金1kWh=27円」を前提にして、電気料金計算サイトを使って算出しました。他メーカーの消費電力のさらに低い低価格LEDシーリングライトと比較します。

消費電力電気料金(年間)
アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)30.8W約1,821円
パナソニックLEDシーリングライト(HH-CD0620AZ)26.6W約1,573円
NEC LEDシーリングライト(HLDC06208)30W約1,774円

年間で、電気料金を200〜250円くらい抑えられる計算です。月に20円程度。この程度だと誤差だと思いましたので、最終的にアイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)を買うことにしました。

アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)を購入

説明が長くなってしまいましたが、Amazonから届き、しばらく使用してみましたので、設置方法と使い方、使用レビューを書きます。Amazonで注文して翌日に発送、翌々日に届きました。

しっかりとした梱包・破損なし

箱を持った瞬間、軽い!と思いました。箱はメーカーのもので、梱包もしっかりと丁寧にされていました。破損などもありません。

本体と同梱物

以下が同梱されていました。さまざまな形状の天井器具に対応するため、取り付け用部品(スペーサー)が二種類付属していました。

・本体とシェードカバー
・取り付け部品①(角形用)
・取り付け部品②(丸型用)
・リモコン
・リモコンの単三電池2本
・リモコンホルダーと取り付け用のネジ
・説明書(本編)
・説明書(リモコン用)
・保証書

アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)の設置方法

では設置します。天井に付いている器具の形状によって、取り付け用の部品(スペーサー)が必要です。天井器具の形状が「角形引掛シーリング」「丸型引掛シーリング」の場合(以下、画像参照)は、付属の部品を取り付けてから付けます。

角形引掛シーリング・丸型引掛シーリング

我が家の天井は「押込引掛ローゼット」という形状らしく、付属の部品は使わずに直接取り付けることになります。

押込引掛ローゼット

まず、本体とシェードがくっ付いているので外します。裏返しにし、本体を反時計回りに回すと外れます。

シェードは後から付けますので、本体のみを天井の器具に付けます。本体金具の出っ張っている端子を器具の穴に差し込みます。

で、これが簡単そうに見えるのですが、何気に大変でした…。取り付け用の部品を使っている場合は、部品側に穴の位置を揃えるための印があるのですが、我が家は「押込引掛ローゼット」のため部品を使いません。そのため、穴の位置を正しく揃えるのが少し難しかったです。

コツとしては、本体には印があるので、その印と穴の位置が合うように、真下から見て揃えるのが良いです。

また、スポンジの厚さのせいか、位置が揃ってもなかなか入った感じがしない。かなり力強く押す必要があります。本体全体を手で支えて真下からグッと押して穴に入れるとやりやすいです。

その後、本体を押し付けながらカチッというまで時計まわりに回します。このときオレンジのつまみは押したくなりますが押す必要はありません。

ですが、天井器具の若干の仕様差なのか、押し付けながら時計回りに回しても少ししか動かない…。かなりガチガチで外れる心配もなさそうだったので最後まで回しきらずに本体の設置を終えました。

あとは、シェードをかぶせて時計まわりに回して設置完了です。

アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)の使い方とレビュー

では、各機能の使い方を説明しながらレビューします。

明るさ・色を調整して印象を変える(調光・調色)

リモコンに電池を入れて「メモリ点灯」または「全灯」を押して明かりをつけます。ここで、「あれ?つかない?」となったのですが、壁のスイッチがオフのままでした。壁のスイッチもオンにします。

明るさの変更(調光)と、色の変更(調色)はリモコン上部のボタンで変えることができます。

明るさの変更(調光)、色の変更(調色)の方法

調色機能では、「電球色〜白色〜昼光色」と、段階的に色を変えることができます。今回、照明を買った目的の一つが「夜の寝る前は暖色の電球色にして明るさも抑え、普段は白色の光にする」という使い方をしたかったためですが、実現できてとても快適です。

写真では変化が伝わりにくいですが、以下のような感じです。

夜は電球色で暖色にして落ち着く感じに
普段は白色の光でパソコンや本を見やすくできる

シーンの切り替えが便利

買う前に気づかなかったのですが、リモコンに「読書」「食事」「くつろぎ」と、シーンに応じて最適な明るさ・色に変えてくれるワンタッチのボタンが付いていました。

シーンボタン

我が家にとってはちょうど良い設定で、よく使っています。夜は「くつろぎ」にするのがお気に入りです。

明るさ・色を記憶して再設定が不要に

自分の使いやすい明るさ・色にした後、設定を記憶しておくと毎回設定する必要がなくなるので楽です。明るさ・色を設定後、「メモリ設定」を押して設定内容を記憶させます。

メモリ設定の設定方法

「メモリ点灯」を押すと設定した明るさ・色で点灯させることができます。「全灯」は明るさが100%で点灯するボタンなので間違えないようにしましょう(私は間違えました)。

点灯タイマーで自然に起きれるようになった

点灯タイマーを使ってみます。「点灯タイマー」を一度押し、「明るい・暗い」の上下で時間を指定し、最後にもう一度「点灯タイマー」を押します。

このとき、明かりがついたままの場合は「メモリ点灯(常夜灯)」で常夜灯にするか、「消灯」で完全消灯できます。

1時間後に点灯させたい場合は、「点灯タイマー」>「明るいを1回押す(=1時間後)」>「点灯タイマー」で設定できます。

点灯タイマーの設定方法

設定時間の直前に、小刻みに段階的に明るくなっていきます。

さっそく、持ち帰りの仕事中に仮眠を取るときに使ってみました。一時間でセットして起きましたが、徐々に明るくなるのが起きやすかったのか、アラームだけのときより自然に起きることができました。

おやすみタイマーは徐々に暗くなる体感がなかった

消灯ができるおやすみタイマーは、「おやすみ」を押すと設定できます。1回押すと10分後、2回押すと30分後に消灯します。

おやすみタイマーの設定方法

徐々に暗くなって消灯する機能なのですが、点灯タイマーのときと同じように小刻みに段階的に暗くなるのかと思いきや、そんなに段階的に暗くなった体感はありませんでした。

消灯時のタイマーとの仕様差に違和感はありますが、私の場合は、寝るときは完全消灯したいので、特段気にはなりませんでした。

おやすみタイマーはボタンがワンタッチで操作しやすいです。点灯タイマーもワンタッチにしてほしかったです。最初、点灯タイマーもワンタッチと勘違いして動作しないと思ってしまいました…。

るすばん機能

防犯対策のため、不在時に自動で点灯・消灯する「るすばん機能」という機能がついています。「るすばん」を一度押し、「明るい・暗い」の上下で点灯するまでの時間を指定し、最後にもう一度「るすばん」を押します。

たとえば、現在が12時として、19時ごろに点灯させたい場合、7時間後を指定して点灯させることができます。その場合は、「るすばん」>「明るいを7回押す(=7時間後)」>「るすばん」で設定できます。

るすばん機能の設定方法

点灯した後、約4時間後に消灯します。次の日も同じような時刻で点灯・消灯を繰り返します。

時間が全く同じだと機械的で不自然になってしまうので、設定時刻の30分前後の間でランダムに時間を変え、リアルに在宅しているように見せかけてくれます。

出かける前の一手間で、少しでもリスクを減らせるのであれば便利で安心な機能だと思いました。

アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)の評価

最後に、全体をとおして、アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)の良い点とイマイチな点をまとめます。

良い点①:価格の割に機能が高スペック

まずは何といっても機能が充実しています。明るさ・色を変えられる調光・調色機能があり、設定の記憶もでき、シーンボタンという手軽な機能に、さらに、点灯タイマー・消灯タイマー・るすばん機能と日常の動きを想定したさまざまな機能が揃っています。

同等価格でこれだけの機能が揃っているシーリングライトはほかには見つからなかったので、機能に対してのコスパが非常に良いです。

良い点②:薄くて存在感が無いのが良い

見た目が薄型で設置した際に存在感がないのが気に入りました。また、軽くて凹凸のない形状なので、将来的に引っ越しする場合も、運送の心配があまりなさそうな点が良いです。

良い点③:かなり明るい

かなり明るく、明るさの広がり自体も広く感じます。6畳用のシーリングライトにしましたが、最大の明るさにすると眩しいくらいで暗めに設定しています。

イマイチな点:ちらつきが発生する場合がある

使い始めに「全灯」ボタンで明かりを100%にすると、若干ちらつきを感じました。暖色の場合や、明るさを下げると発生しません。

もともと、最大の明るさにすると眩しすぎるくらい明るかったので、明るさは下げて普段使っています。そのため気にしていなかったのですが、今回の記事を書くにあたり何度か明るさを変えて確認しました。最大か、最大近くの明るさにしてちらつく日もあれば、時間を変えて試すと最大にしてもちらつかないときもあります。

そもそも、「ちらつきの原因は何か?」と思い調べてみると、「フリッカー」と呼び、もともとLED照明は高速に点滅していて、人間の目で認識できないレベルで点滅しているらしいです。常に電流を流さないため、消費電力が抑えられるということ。

(参考:LED電球・LED照明のちらつき・フリッカーの原因 | 大塚商会

ではなぜ認識してしまうのか?電圧や周波数の変化でちらつきが発生する場合があるらしいです。このアイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)の仕様は、電圧「AC100V」、周波数「50Hz/60Hz」と書いてありますが、時間帯によって発生することを考えると、私の住んでいるマンションの電源への何らかの影響や、ほかの家電の使用状況が影響を与えていたのでしょうか。

私の場合は、部屋サイズに合わせて購入したため、明るさを下げて使っているのでちらつきませんが、照明のサイズより大きめの部屋に合わせる場合は注意が必要かもしれません。

8畳タイプ(CL8DL-5.0AZ)や複数組み合わせるなど、部屋に合わせる方が安心できそうです。ほかの環境によっては最大にしてもちらつきは発生しないかもしれませんが。

まとめ

アイリスオーヤマLEDシーリングライト(CL6DL-5.0AZ)は、価格の割に高機能でコスパの良いシーリングライトです。

一定の環境によっては最大近くの明るさにするとちらつきが発生する場合があるので、照明サイズより部屋の方が大きい場合は、その分明るさが必要となるので注意が必要です。私の場合は最大だと眩しすぎるので、明るさを下げてちょうど良く、利用には問題ありません。購入を検討されている方は、8畳タイプ(CL8DL-5.0AZ)や複数組み合わせるなど、部屋に合わせる方がより安心だと思います。

その点以外は、見た目・機能ともに満足しており、費用を抑えた上で妥当な製品なので満足しています。やはり自分好みの明るさ・色にできると日常が過ごしやすいと感じました。

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